スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『戦神~MARS~』第12話

2005年06月26日 14:47

人の良心や心の隙間に入り込み、平然と利用できる悪意を持つ牧生の存在。悪意が、特別な感情ではなく、悪意こそが人が持つ最も普通で美しい感情だと言う牧生の怖さ。。。
牧生に連れられ、零のバイト先へやって来たキラ。キラを連れてきた牧生を責める零に、牧生の前で、刑事が訪ねて来た事を口にしてしまうキラ。二人が、青木の事件を知っている事を知る牧生。牧生は、青木の事を話始める。「自分が、青木の人生を変えてしまった。どんなに償っても、どんなに悔やんでも、青木は戻らない。自分が弱かったから」涙ながらに語る牧生。そんな牧生を見て同情するキラ。「心にも無い事を。“あんなクズ、死んで当然”そうだろう?」そう言い始める零。零の言葉に、笑い声をあげ始める牧生。「あんなヤツ、死んで当然だった。自分がやらなくても、他の誰かに殺されてた」「人を殺しておいて、逆に被害者か?」「法律は、弱い人のためにある。利用しなきゃね」「青木も、哀れだ。使われた挙句、殺されて」「どうしようもないヤツだった。本当は気が小さいくせに、ボス気取りで。そんなヤツが自分を守ろうなんて。自分はただ、親も警察も持て余してた青木を消しただけだ。それで罰せられるなんて、世の中どうかしてる」自分が関わった人の死を平然と語る牧生に、強烈な不快感を感じたキラは、吐いてしまう。自分に向かって感情をぶつけて来ないキラに「全部自分で抱え込むな」と言う零。でも、キラも、牧生の事件の事も、バイトの事も、自分に何も話してくれなかったと零を責め、喧嘩になってしまう二人。零は思わず「キラが知る必要は無い。住む世界が違う」と言ってしまう。何も言わず、立ち去って行くキラ。
翌朝、登校するキラを待っている零。「喧嘩をして、一晩中眠れなった。お前と喧嘩するとダメになる」と言う零に、思わず笑ってしまうキラ。自分が、キラに秘密を作った事を謝る零。いや~、「おいで」って言って抱き合ってるよ(笑)何か、こっちが照れてしまうシーンですわ。顔が勝手にへな~って笑ってます。家族には絶対にみせられない今の私。。。「牧生と波長が合っているみたいで、悔しかった」・・・キラのヤキモチに喜ぶ零。「牧生と一緒にいたら、いつ首を切られるか分からない」と話す零に、牧生の体が傷だらけだと言うキラ。「虐待されて酷い目に遭ったら、どんな人間でも歪む。心も、体と同じ様に傷だらけだ」と。「牧生は最初から歪んでる。普通では理解できないから、悲惨な目にあったからだと、理由をつけて納得しようとする。キラが考えるほど、牧生は単純ではない」と諭す零。
零と別れたキラに、物陰から声をかける牧生。「キラといる零は子供みたいだ。僕の知っている零は、残酷で狡猾で、何もかも焼き尽くす炎みたいな人だ。『MARS』は、その象徴だと思ったのに。思い違いだった。残念だな」と言う牧生の言葉に、牧生は零を誤解している、と言うキラ。
牧生が感じる零は、ギリシャ神話の“アレス”。キラが感じる零は、ローマ神話の“マース”。同一人物でも、受け取り方の違いが、こんな所で登場したわけね。
キラに、零がタバコの火を着けてできた火傷を見せつける牧生。「零は、こんな事も出来る」と。キラの知らない零を、自分は知っていると、見せ付けようとするかのように。
牧生の言葉が頭から離れないキラ。

美術室で寝ている零に近寄る人影。・・・今、こういう怪しい近づき方の出来る人は、牧生しかいませんが(苦笑)零の顔に、唇を近づける牧生。目を開き「俺は青木じゃない」と言う零。「零と付き合うキラが、普通なのが意外だった」と話す牧生。「牧生が普通じゃないだけ」と言う零に「人類の歴史は、ほとんど殺戮の歴史」だと言う牧生。・・・捕らえ方が、大きいなー。「現代は、人権だの、博愛だので、人間本来の姿が歪んで評価されるようになった。殺す行為は、もっとも人間らしい意思的動作(だから、蛇がカエルを、のシーンが、『この世で一番美しいもの』だったの)」だと説明する。零に向かって「人を殺す快感に気付いている。聖が死んだ時、自分にそっくりな死体を見てどんな気分だったか」と言う牧生。牧生は、青木を殺した時の、自分の気持ちを愉快そうに話し始める。牧生の首に手を伸ばす零。「人の死の瞬間が楽しいと言うのなら、自分が死んでいく瞬間を体験してみろ」と言う零。激しく抵抗する牧生。徐々に、抵抗が弱まっていく。マグカップが落ちて割れる音が響く。牧生の首から、手を外し、我に返ったように自分の手を見つめる零。脅すつもりが、途中から本気になったと零の様子を笑い、楽しみ、「自分と同じ感覚の人間に、やっとめぐり会えた。僕達、共鳴感じたよね」零は自分と同じ仲間だと喜ぶ牧生。でも、自分の中にある悪意を、自分の歪んだ部分だと悩む零と、それを正当な事だと、その思いのままに行動している牧生には、大き隔たりがあるんだけど。・・・その会話を、部屋の外で聞いているキラ。

翌日、達也と歩く零に声をかける牧生。零に対してタメ口の牧生に、驚く達也。晴美から、キラの母親が倒れた事も聞き、家の前で、キラの帰りを待っていた零。零のために食事を作るキラ。高校時代のアルバムを見ながら待っている零。「俺のキラは、笑って無くても可愛いな」・・・あの無表情のキラだったのね。以前のキラの様子を忘れそうになる所だったけど、こうやって、上手く過去の話題にふってあるのって、上手いなー。。。勢いで来てみたものの、何も出来ない自分を謝る零。「来てくれて嬉しかった。側にいるのって大事なこと」と話し、零が側にいる安心感から、涙を流すキラ。キラは、自分の進学のために、無理をして働き、倒れてしまった母親に責任を感じていた。母親が入院し、一人になる不安が襲ってくる。「一人になるのが怖い。誰かが入って来る足音が聞える」と言うキラは、零の手を握って眠る。・・・いつもは、感情を自分で抱え込むキラに、すごく頼ってもらって嬉しい零。(でも、ちょっと笑いすぎに見える(笑))
キラの言葉は、本当はすごく重要な言葉なんだけど、何も知らない零と、傷を抱えたままのキラを対照させたのかしら。「私は何もかも忘れて、零と一緒にどこまでも走っていけたら、どんなに幸せかと思った」キラにも、忘れる事の出来ない、大きな傷がある。牧生を、心も身体も傷付いてる、と言ったのは、自分自身と重ねてしまったのかも。。。
零に話しかけてくる牧生。牧生を拒絶する零。「そんなに僕が嫌い?それとも、怖いの?」「怖いのかも。でも、お前が怖いんじゃない。お前によって大切なものを失うのが怖い。今の俺には、守りたいものがある。失いたくない人がいる。それが弱さでも構わない。強いなんて思われなくていいし、なりたくもない」牧生が望む零を、キラが変えたと、キラに対し、強烈な敵意を抱く牧生。あの写真は・・・転校まえに、すでにいろいろリサーチ済みだったって事?
母親に負担を掛けないため、進学を止める、と晴美に話すキラ。「零と結婚すれば?計画性は無いけど、生活力はありそう」と話す晴美。家に帰るキラを見ているのは・・・誰よー?思いっきり、謎の人物だわ。
奥田刑事と会う零。牧生の事を話す二人。「誰かが死ななきゃ、警察は動かない」と話す零。「自分たちも、法に縛られて身動きできない」と話す奥田刑事。何が正しくて、何が間違っているのか、その答えを、一つのルールから導き出し、分かろうとするのは、実は、とても難しい事だ。「最近1つだけ分かった。守るものがあるっていいなって。何も持ってない方が、人は強くなれるって、今まで思ってたけど、守るものがあるから、人は強くなれるんだ」と幸せそうな表情で話す零。・・・酔って、キラの家の前に来た零。


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://hiyo.blog2.fc2.com/tb.php/144-c8e4fb96
    この記事へのトラックバック


    Recent Entries


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。